ニューヨークの美大留学生です。アメリカと日本のハーフ＆バイリンガル。
値段が高いことさえ我慢すれば、ニューヨークでは本当にいろんな種類の日本の食べ物が手に入ります。
ニューヨークの人は日本食が大好き！
この街に住んでいると、Japanese Foodはほんとうに世界の人に人気なんだなと思います。
ニューヨークには数え切れないほどの日本料理のレストランがあって、定食屋さんのようなところから、ディナーだとひとり500ドルくらいかかるような超高級店までさまざまです。
日本の食べ物や日用品、雑誌を買えるジャパニーズマートも何軒かあります。そういうところは便利だしありがたいけど、私は普通のスーパーマーケットやデリカテッセンでSUSHI（アメリカ版）が買えるところに、一番「和食が愛されている」と感じます。
これはTrader Joe’s という日本人にも大人気のスーパーマーケットで買ってきたSUSHI。
玄米、アボカド、にんじんみたいなもの、イミテーションクラブ（かにかま）のスシロールです。
おばあちゃんに画像を送ったら、「こんなの寿司じゃない（笑）」と返信が来ました。
うんうん、これは「寿司」じゃなくて「SUSHI」。
東京に住んでいた時より日本食が好きになりました。
私はずっと和食は好き。一番好きなのはおばあちゃんの肉じゃがです。
でも東京に住んでいた頃は、「あ～、和食食べたい！」と思ったことは滅多になくて、時々「うなぎ食べたい」とか、「おそば食べたい」と思うくらいでした。
きっと、東京にいるといつでも食べたいときに和食が食べられるから、意識したことがなかったんだと思います。
でも、こちらに住んでいると時々和食の味付けのものがすごく食べたくなります。
おだしの味のものとか、柚子の香りのもの。柚子が大好きなんです。
これは私が作ったのではなく、友達がバイトしている日本料理屋さんでもらってきてくれた、かぼちゃの煮物です。
ママやおばあちゃんの味より甘すぎて濃すぎる！
でも、かぼちゃの煮物を食べたかったからうれしい！
まずいのにうれしい、複雑な気持ちです。
こちらは揚げナス。しょうがのみじん切りがのっていました。
ナスは嫌いなので、せっかく持ってきてくれたけど、どちらも友達に食べてもらいました。
ママもナスが嫌いなので、うちではこういうのはあまり出てきませんでした。ラタトウユに入っているくらいだった気がします。
日本料理屋さんで働いでいると、まかないが充実しています。
別の友達が働いていた日本料理のレストランは高級店で、毎晩有名な俳優や企業のCEOが来るようなお店だったけど、すごく高いのにいつも予約で満席でした。
チップもすごくいいので、スタッフにとってはおいしい和食のまかないが食べられて、チップもたくさんもらえて、すごくいい働き先。
この間送ってきたこの画像、まかないなんです。
ゴマダレ冷やしうどんで、ウナギがゴロゴロ乗ってる！
こんなものを見せられたら、当然ウナギが食べたくなって、もうウナギのことしか考えられない！
「食べさせてくれないと、宿題にとりかかれない！」
と返信したら、なんと本当に（まかないの豪華さとは違うけど）ウナギを買ってきてくれました！
それがこちらのうな丼。
優しい友達がいて本当に幸せ（笑）
ああ、次に東京に一時帰国したら最高においしいうな重を食べようっと！
